木の家設計作法‐其の46【原風景-1】

設計で大事にしたいもののひとつに、住まい手の「原風景」というものがあります。

「原風景」はひとそれぞれです。例えば、縁側から眺めた庭の景色や、
簾越しの夏の陽、納戸のかくれんぼ、夕暮れどきの庭でのキャッチボール…


「一竿風月の家」(瓦屋根・吹き抜けのある家) 詳しくはこちら

おそらく「あなたのこれまでの原風景(想い出)は何ですか?」と問われると、
最初は戸惑うかもしれませんが、多くの方が子供の頃の遠い日に想いを馳せるでしょう。
そして、やがてあることに気付きます。それらの想い出が何気ない日々にあったことを。

だからこそ、私達は家を設計する時、広さや仕様にこだわるのではなく、
家族との場面や想い出を育める場所づくり、
日々が息づく場所づくりをしていきたいと思うのです。


「懐の家」(瓦屋根・土間のある家) 詳しくはこちら