【緊張する期間】~新米設計士のひとりごと-其の34~

こんにちは。

明日はクリスマスイブですね。

皆さんはどうお過ごししますでしょうか。

私は。。。言うのを止めておこうと思う和出(わで)です。

 

さて、現在施工中の愛知県知立市にあります「ゲストハウス」では

基礎コンクリート工事が行われております。

 

そして、以外に思われるかもしれませんが、

実はこのコンクリートは温度や時間にとても影響される繊細な素材なんです。

 

まず、このコンクリートが打設される際は、

現場近くにコンクリートを扱っている工場(生コン屋さん)を探し、

そこから持ってくるよう手配します。

 

その時重要なのが、打設時間をきっちり決めておくこと。

コンクリートは、セメント、水、砂利、砂を混ぜてつくられています。

その中のセメントと水が反応して早々に固まり始めてしまうため、

生コン屋さんは現場に着く時間を逆算して現場に向かわなりません。

打設する時間は正確に決めておきます。

 

そして温度も大切です。

場所にもより複雑ですが、

「何℃以上だと、~時間までに打設を終わらせなければならない。」

でしたり、

「この気温だったら~日間養生しなければいけない」等、

様々な指定があります。

そして現在のゲストハウスは養生期間です。

この養生も今日が最後です。

 

この養生を行う事によって、

水分がなくなってしまうのを防ぐことや、

ひび割れ防止、

強度の確保等をすることが出来ます。

 

コンクリートはとても難しい素材になりますし、

建物の一番下に来る大事な素材にもなってきます。

コンクリート施工の際はいつも緊張している和出からでした。