愛知県岡崎市で木造戸建て住宅を丁寧に設計施工する工務店の日記【手紙】~設計日記-其の7~

先日、設計中の『行雲流水の家』の双子のお子さんたちからお手紙をいただきました。

建て主のお子さんからお手紙をいただくことはよくあることですが、
私はそのたびに、この家がいつまでもご家族にとって、愛着を持っていただいたり、
帰ってきたくなるような家にしなければと強く思います。

子供にとって、家族と一緒に住む家は、本当に想い出に残るものです。
私たちが設計の時に必ずお伺いする住まい手の「原風景は何ですか」という質問も、
そのような、家族と過ごした家での思い出や場面を主に聞かせていただいています。
なぜなら、子供の頃の家でのご家族との思い出=原風景は、
その方の生き方や考え方に大きく影響すると考えるからです。

そして私は家族と楽しく過ごす家はお子さんたちにとって何よりも成長の糧になると信じています。
だからこそ、そのご家族にとって、安心して楽しく幸せに住める良い家をつくらなければならないと思います。

このお手紙も『行雲流水の家』の設計ノートに貼らせていただきました。
私も将来、家づくりの思い出として拝見したいと思います。