木の家設計作法‐其の34【地域と生きる家】

これまでの日本には「向こう三軒両隣」と呼ばれる近隣住戸との関係性がありました。
そこには、連携や互助の精神を基とした良好なコミュニティが存在していました。
そんな最小単位の地域社会とも言えるお隣さん同士という関係性の中で、
人はお互いの家を行き来しながら連帯感を感じ生活していました。

「勇慕連の家」(街中の家・地域と生きる家) 詳しくはこちら

そのような日常生活により、日本の家自体も縁側や土間など、
隣人達とつながりやすい場が設けられるようになり、
これまでの日本の家が形づくられたのだと思います。

近年は、なかなかこのような近隣との関係性の中での生活形態は少なくなってきましたが、
そのような中でも、家族同士、親戚同士、
または地域社会とつながる場というものについては常に考えていきたいと思います。

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