岡崎市、豊田市で和モダン住宅をつくる工務店から【格子-4】~木の家設計作法‐其の313~

格子は「日本らしさ」「日本文化」を感じる代表的なデザインの要素です。

格子は日本家屋が立ち並ぶ古い町屋などに必ずあります。なかでも細い木材や竹を縦と横に格子状に組込んだ引き戸のことのことを「格子戸」といいます。

本来は格子の間を透かした戸のことを指しますが、広くはガラスや板をはめたものも含めて「格子戸」と呼ばれています。

格子の“透け”は音や視線を適度に遮りつつ、日差しや風を通してくれます。また、格子は家の佇まいをあらわし、格子戸のある家並みはその町の表情となっています。格子は日本の風土や文化にとても適しており、そんな日本文化を表現するデザインの代表格の格子を、私たちも設計に上手に取り込みたいと思っています。


「うたう坂の家」 (大きな格子戸がある家・グランドピアノがある家) 詳しくはこちら