岡崎市の設計事務所が住宅設計でまず最初にしたいこと【季節を取り込む】~木の家設計作法-其の314~

設計において、まず最初にすべきことは、敷地の短所や長所を冷静に見て、
季節を取り込む要素がどこかにないかを把握することです。

例えば、「目の前に山並みが見える」「隣の庭が綺麗」であれば、
借景として取り込む間取りを考え、窓の位置をその借景に合わせて設置して、
季節ごとの変化を日常生活で楽しめるようにします。

「一竿風月の家」(山並みを見る家・薪ストーブを愉しむ家) 詳しくはこちら

また、もしその敷地が、外部において季節を感じる材料がない場合の時は、
庭に樹木を一本でも良いので植えることをご提案します。
そして、その樹木を中心に、春の太陽の日差しや、夏の木陰、秋の月の光
などの季節を感じることができる間取りと窓の配置を考えていきます。

「あかりをつつむ平屋」 (コートハウス・中庭の樹木を見る家) 詳しくはこちら