岡崎市、豊田市で素敵な庭をつくる【庭のしつらえ-5】~木の家設計作法-其の250~

庭はまったくの自然ではなく、ある意味つくられた造形物です。
自然のものが一番美しいと良く言われますが、
庭は自然から生まれた素材そのものを使って自然に近づけた造形美が美しいのだと思います。
よって、つくり込みすぎてもだめ、また何もしないのもだめで、良い塩梅に自然っぽく作るのが良いのだと思います。


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現代の住まいの庭はかつての日本の家のような造られた俄かによりも、少し自然に近いイメージで造るほうが多いと思います。
それは庭というものの価値観だけではなく、経済状況、社会情景の変化にも大きく関係しているように思います。

以前のように豪華な庭がステイタスのような時代はもう完全に過去のものになりました。
今は存在を主張しすぎず、少し自然に近づいた素材を愉しむ庭が主流なのではないかと思います。


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