岡崎市の地域工務店としての災害対応【安心して暮らす】~木の家設計作法-其の192~

近年の異常気象により、台風災害や豪雨の規模が徐々に大きくなって来ていると言われています。
実際、私たちも風水害や停電などをこの数年間の間に数回経験しているのではないでしょうか。

このような、災害については、自分の身に降りかかったときに初めて対策を考えることが多いのではと思います。
確かに、リスクばかりを考え、過剰にコストをかける必要は無いと私も考えます。
しかしながら、新しい家を計画すること際、いざ災害が起こったときに、
最低限どのような対応ができるのかを、把握することはとても大事なことです。

つまり、リスクに対して、最初からコストをかけるのではなく、リスクに対してどこまで対応できるかを
しっかり把握することで、災害の時に素早い対応が出来たり、被害を最小限に食い止めることができると思うのです。

例えば、停電時の対応や、トイレの流し方、お湯の沸かし方など災害時にどのような対応ができるのかあらかじめ
把握することがまずは大事なのではないかと思います。

私たちはこのような理由により、設計の際に、災害対応チェックシートを元に、これからの家が、
災害に対してどのように対応できるかを把握していただけるようにしています。


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