団居夕暮の家

まどいゆうぐれのいえ
ご主人が幼い頃から慣れ親しんだご実家を建替え、平屋の新居が完成しました。旧宅の窓から夕陽を眺めるのが好きだったというご主人。その想いを汲んで、リビングの開口部をL字型に広々と設け、外の風景を室内に採りこんでいます。LDKは仕切りを設けずオープンにして、家族がゆっくり寛げる空間に。
いつでも家族を温かく迎え入れ、笑顔をはぐくむ団居 ( まどい ) の場として大きな役割を担っています。LDを一望できるアイランドキッチンは動線に回遊性を持たせ、お料理好きの奥様が手際よく調理をこなせるように配慮。その他にも、平屋ならではの便の良さに加え、随所に生活動線や収納を工夫しました。そしていつの日か子供たちが巣立ってからも、ご夫婦が毎日を快適に過ごすことができ、団居の場で肩を寄せ合いながら美しい夕陽を愉しめる住まいです。