刈谷市で木の家の工事が始まりました【「燕居の家」地縄張り】~現場の風景-其の15~

刈谷市でこれから工事が始まるのが「燕居の家」です。

本日は、これから基礎工事が始まる前に建物の位置を出す「地縄張り」の作業を行ってきました。

夕方からの雨の予報でしたが、午前中からパラパラと雨が落ち始めてきていましたので、少し

焦りながらの作業でしたが、絶対に間違ってはいけない作業でもありますので、何度も確認を

しながら作業を進めていきました。

「地縄張り」とは、敷地に設計図に記してある配置どおりに位置記していく作業です。角々を

測りだし、太い釘などでを打って位置をしっかり記し、そこにビニールのテープを張っていく

ことで、建物位置を地面に描き出していきます。

これを描く意味としては、建て主さんに、配置の確認をしてもらうことと、基礎業者さんに配置の

指示をすることにあります。

今回は敷地の高さよりも下がった隣地のところに境界杭がありましたので、その位置を敷地の高さ

に上げることが難しかったのですが、何とか正確に配置を出すことができました。

この作業を間違っていい加減に基礎業者さんに指示をしてしまえば、設計図と違う位置に建物

が建ってしまい、軒が隣地に出てしまったり、通路が狭くなってしまったりするので、間違いは

許されません。そこは間違いがあることを前提に何度も何度も再確認をしながら作業を進めること

が大事です。

今回の建て主さんは遠方に住んでいらっしゃるので、地縄を張ったところを実際に見ていただけ

ないのがとても残念ですが、敷地に地縄が張られると、いよいよ始まるという本当にワクワクした

気持ちになります。遠方に住む建て主さんにもそんな気持ちになっていただきたいので、次回は

動画を撮って建て主さんに送ってあげたいなと思います。