雪月花の家

せつげっかのいえ
「琴誌酒、友は皆我をなげうつ 雪月花の時 最も君を思う」ー雪、月、花の美しいときは、ともに誌を詠じた君を思いだす、という白楽天が旧友に贈った詩の一節。時節の移りかわりを楽しみながら、家の情景が忘れられない思い出になれば、家族と共に過ごす時間がかけがえのないひとときになるでしょう。
儚く移ろいゆく季節が、いま目の前にあることだけを心から楽しめたらどんなにいいだろう。そういった想いを込めて設計しました。
第24回住まいの文化賞 優秀賞・しずおか優良木材特別賞