豊田市で木造注文住宅をお考えの方へ 【木組みを考える】 ~木の家設計作法-其の345~

木造住宅の木組みほど、簡単で難しいものは無いと思います。

なぜなら、木造の構造は、ある意味、自由で何でもできるからです。

もっと強くしようと思えば、強くできるし、もっと美しく魅せようと思えば美しくできます。

逆に何も考えなければ、それなりのものもできます。

最近はほとんどの住宅会社が、プレカット業者任せで木組みを決めている中、私たちは設計者が自ら考えます。

実施設計段階において、一邸一邸必ず仮伏せ図を考えることからはじまり、構造図(伏図)を描いていきます。

そこでは、強くなることや綺麗に見せることを頭に入れながら、

材の大きさや長さはもちろん、高さや継ぎ手などの組み方まで決めていきます。

私たちの「日本の家」には木組みは非常に大事なものとして、これからもしっかり考えて設計していきたいと思います。

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