岡崎市の木の家設計士として大事なこと【線の大事さ】~木の家設計作法-其の257~

私たち設計者は、住まい手に対してだけでなく、実際手を動かす人に対しても、
また、社会に対しても、責任を持たなくてはなりません。

よって、少し難しいことをする場合にも、つくり方も十分に考えなくてはならないと思います。

自分たちが何気なく描く線によって、大工さんなど職人さんの作業が大変になったり、
住まい手が余計な出費をするようなことが無い様に。

またそれが使われなくてホコリなどがたまって後々汚いガラクタにならない様に、
一本の線に魂を込めて設計したいと思います。


「月こよひの家」(夫婦で住む平屋・現代数寄屋の家)