代表ブログ設計作法
2026/10/10
岡崎市、豊田市にて居心地の良い家づくり【目線と居心地】~木の家設計作法‐其の566~
部屋の居心地の良さは、広さや天井の高さ、明るさ、室温といった室内環境に大きく左右されます。
しかし、そうした目に見える広さや温熱環境のほかに、居心地へ深く影響を与えながらも設計で見落とされがちな要素があります。
それが「目線の高さ」です。
畳の上に座る和室では、自然と目線が低くなります。目線が下がると空間に落ち着きが生まれ、ゆったりとした時間が流れるように感じられます。

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日本人は古くから、畳や板敷きの床の上に直に座る「床座(ゆかざ)」の暮らしに親しんできました。現代においても和室や低い暮らしが好まれるのは、この低い目線が生み出す寛ぎの感覚が、私たちの身に馴染んでいるからなのかもしれません。
私たちは、床に座る暮らしでも椅子に腰掛ける暮らしでも、窓の位置や軒の高さ、天井のバランスに細やかに気を配ります。
住まい手が求める機能や求める雰囲気に合わせて、その場所ごとの「最適な目線の高さ」を整えていく——それもまた、居心地の良い家づくりに欠かせない設計の技法です。
サン工房・スタジオ代表:袴田英保

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