四季を愉しむ【現代数寄屋の家づくり】~木の家設計作法-其の358~
間取りの作成に入る前に、まずしなければならないのは、敷地の状況や、長所、短所を、冷静に把握することです。
例えば、「目の前に山並みが見える」「街路樹の桜がきれい」
などであれば、なるべくなら借景として取り込むことを考え、
窓の配置や大きさをそれに合わせて設計し、
「四季の趣」を日常生活の中に取り込む家づくりをすることはとても大事なことです。
「一竿風月の家」(瓦の大屋根の家・現代数寄屋の家) 詳しくはこちら
「山嶺露の家」(現代数寄屋の家・大屋根の二世帯住宅) 詳しくはこちら
「月こよひの家」(ガレージのある平屋・夫婦二人で住む現代数寄屋) 詳しくはこちら
特別に何かをつくるだけでなく、
いつもそこにある自然に視点を向けたり、ちょっとした空間に自然をしつらえて楽しんだり…
様々な工夫を施すことで、季節の移り変わりを最大限取り込み、日々の生活を愉しみ充実させることこそが、
「現代の数寄屋」づくりにおいて、あるべき姿だと思います。
そんな四季を愉しむことができる家を一緒につくりませんか?
代表 袴田英保