【取付の際】~新米設計士のひとりごと-其の39~
こんばんは。
最近一段と寒くなってきましたね。
皆さんがお住まいのところでは雪は降りましたか?
岡崎市や知立市では雪が降っていて、
普段あまり経験しないことなので少しテンションが上がっています。(笑)
さて、知立市にありますゲストハウス【美夜月庵】では、
先日、デコスドライ工法と呼ばれるセルロースファイバー断熱材を屋根に送り込む断熱施工を行いました。
以前、稲沢市の【和敬静寂の家】でもセルロースの施工を行いブログにも書かせていただきましたので
そちらの方も気になる方は是非ご覧下さい。
詳しくはこちらから
今回のセルロース断熱は屋根に吹き付けましたが、
屋根に吹き付ける際は、垂木の間に二層のシートを貼り、
そのシート間に断熱材を吹き付けていきます。
この上の写真で言いますと、
左側の白いシートが上に。
右側に見えます青の編み模様のシートが下に。
この上下間にセルロースファイバーを吹き付けていきます。
しかし、ただ垂木の上下にシートを貼付けるわけではありません。
断熱材の厚みが垂木よりも厚い場合もあったり、
また、垂木の上に通気層を設けなければ行けなかったりと、
断熱材の厚みを確保できない状態になります。
そのため、断熱材の厚みを大きくしたい場合は、
垂木を大きくするか、
または垂木の下に直接受材と呼ばれる材を添えて(取付けて)固定します。
そうして厚みを出していきます。
今回も垂木の下端に45mm角のセルロース受材を取付けました。
この材を取付けることでセルロース断熱材の厚みを確保することが出来ました。
そしていち早く大工さんがセルロース受材の施工を行って下さいましたので、
何の問題も無く断熱材施工を行う事ができました。
ほっとしている和出でした。