2023.11.10(金)

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刈谷市で和モダン住宅を検討中の方 魅力的な木の家のつくりかた【つなぎ目が生む豊かさ】~木の家設計作法-其の438~

日本の住宅の特徴のひとつとして、

室内と室外の間に、縁側や土間、軒下などといった

「つなぎ目」となる中間的領域があることだと言われています。

 

日本の気候風土が木造という構造(軸組工法)を生み、

その造りの特性がそれらの中間領域の空間を生み出し、

日本人が好む空間として定着していきました。

深い庇は強い日射しや、雨から屋内空間を守り、壁面に美しい陰影を作ります。

また土間や縁側は室内と室外を、ある時はつなぎ、ある時はさりげなく遮ります。

 

愛知県で和モダンな木の家/サン工房岡崎スタジオ

「行雲流水の家」(2世帯住宅・平屋のような2階建ての家) 詳しくはこちら

 

さらには、日本人特有の内(うち=家)と外(よそ=他所)といった

関係性やコミュニケーションの取り方も、

これらの空間によって育まれたともいえるでしょう。

 

屋内とも、屋外とも言える。

 

そんな曖昧な空間は視覚的にも日本の美意識に合っているだけでなく、

ご近所さんとのちょうどいい世間話をする場になるなど、

日本人の暮らし方にも適うことで、そこでの文化も生まれていったのかもしれません。

 

日本の家の造りや独特の空間も、日本人特有の美意識や暮らし方も、

そもそもは日本の気候風土に由来していると思います。

 

住宅の設計にあたって、私たちはまずこの様な日本人の暮らし方に基づく

 

「日本の家」の様々な意味を再認識することを意識するようにしています。

 

サン工房・スタジオ

代表:袴田英保

 

「雪月花の家」(現代数寄屋の家・瓦の大屋根の家) 詳しくはこちら

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