メニューを開く

メガメニュー を開く

このページの先頭にもどる

メガメニュー を閉じる

コラム

  • 家づくりのこと

2026/11/06

防犯意識を高める

防犯意識を高める

配置計画と、古き良き日本の家の工夫

家づくりを考えるとき、耐震性や断熱性、耐久性についてはしっかり考えていても、「防犯」については住み始めてから考えるという方も少なくありません。

けれど、防犯もまた、家の基本性能のひとつ。

設備を後から追加するだけではなく、建物の計画、建具、外構、庭、照明、そして防犯設備まで、家づくりの初期段階から一緒に考えておくことが大切です。

まずは、住まいそのものの防犯性能を高める

防犯の基本は、侵入されにくい住まいをつくること。

たとえば、窓には防犯ガラスを採用する。

玄関や勝手口には、ピッキングなどへの対策を考えたディンプルキーなど、防犯性に配慮した建具を選ぶ。

木製サッシを採用する場合も、デザインや断熱性だけでなく、鍵やガラス、金物などを含めて、建具全体としての防犯性を考えておきたいところです。

「自然素材の家だから防犯設備は後回し」ではなく、素材の美しさと、現代の防犯性能を両立させる。

こうした住まいの基礎スペックを最初から高めておくことが、安心につながります。

防犯は「間取り」だけでなく「敷地全体」で考える

もうひとつ大切なのが、配置計画です。

家を建てる場所が決まったら、建物だけでなく、駐車場、アプローチ、庭、物置、植栽、外部照明なども含めて、敷地全体をどのように使うのかを大まかに考えておきます。

たとえば、

  • 建物の裏側などに大きな死角をつくらない
  • 玄関や勝手口までの動線を確認する
  • 道路や近隣から適度に視線が届く場所をつくる
  • 庭木を植えすぎて、かえって隠れ場所をつくらない
  • 駐車場から玄関までの見通しを確保する

など。

防犯を考えた配置は、単に「閉じる」ことではありません。

見られたくない場所は守りながら、周囲から目が届く場所はあえて開いておく。

このバランスが重要です。

格子や植栽で「ほどよく隠す」

日本の家に昔から使われてきた格子には、現代の暮らしにも活かせる魅力があります。

外からの視線を完全に遮断するのではなく、光や風を取り入れながら、室内の様子は見えにくくする。

玄関まわりや道路に面した窓などでは、こうした「ほどよく目隠しをする」工夫が役立ちます。

ただし、どこもかしこも隠してしまうのは逆効果。

人の目が届く場所は適度に開き、プライバシーを守りたい場所には格子や植栽を使う。

昔の日本の家にあった「内と外を完全に分けない」という考え方は、現代の防犯計画にも応用できます。

留守を悟られにくくする工夫

防犯では、「侵入を防ぐ」だけでなく、留守だと悟られにくくすることも大切です。

たとえば、タイマー式の照明を利用して、夜になると室内の照明が自然に点灯するようにしておく。

外出時にも家に生活の気配があるように見せることで、長時間留守にしていることを悟られにくくする工夫ができます。

照明計画は、家を美しく見せるためだけのものではありません。

夜の帰宅時に足元を照らす。

玄関まわりを明るくする。

庭やアプローチの様子を確認しやすくする。

そして、留守中の生活感を演出する。

光もまた、住まいを守るための大切な要素です。

防犯カメラやホームセキュリティも、最初から考えておく

さらに、防犯カメラやホームセキュリティについても、必要であれば家づくりの段階から計画しておきます。

たとえば、セコムやALSOKなどのホームセキュリティを導入する場合、機器の設置場所や配線、電源などをあらかじめ検討しておけば、完成後に配線が目立つといったことも避けやすくなります。

防犯カメラについても、後から「ここに付けたい」となってから考えるのではなく、

どこを映すのか。 どこから侵入される可能性があるのか。 どこに死角があるのか。

を敷地計画と一緒に考えておくと、より合理的です。

「安心」を後付けにしない

防犯は、ひとつの設備だけで完成するものではありません。

防犯ガラスや鍵など、住まいそのものの性能。

死角をつくらない配置計画。

外構や庭のつくり方。

格子や植栽による視線のコントロール。

タイマー式照明による留守を悟られにくくする工夫。

防犯カメラやホームセキュリティ。

こうした一つひとつを組み合わせることで、住まい全体の防犯性を高めていくことができます。

だからこそ、家の間取りだけを考えるのではなく、「この土地で、どのように暮らし、どのように家を守るのか」まで含めて、外構や庭を含めた全体計画を最初に考えておく。

昔の日本の家にあった格子や深い軒、庭と建物の関係など、長く培われてきた住まいの知恵。

そこに現代の防犯ガラスや高性能な建具、防犯カメラ、ホームセキュリティなどを組み合わせる。

美しく、心地よく、そして安心して暮らせる。

防犯もまた、家づくりの「後から考えるもの」ではなく、住まいの基本性能のひとつとして考えていきたいものです。

https://sankouboustudio.com/event

一覧へ

お問い合わせ

心より、皆様をお待ちしております。

お電話でのお問い合わせ

株式会社サン工房・スタジオ 
〒444-0921 愛知県岡崎市中岡崎町6番地1 
営業時間 / 9:00 ~ 18:00