豊明市で木の家をお考えの方へ【軒の高さを抑える】~木の家設計作法-其の332~
日本の家らしさを考えた時、ひとつの大きなポイントとして挙げられるのが、軒先の高さです。
茶室や京都などの町家においては、軒先の高さは頭すれすれだったり、手を伸ばしせば届く高さにあります。
「一竿風月の家」(現代数寄屋の家・薪ストーブがある家) 詳しくはこちら
そのような軒の高さは、なぜか優しさのようなものを感じ、親近感や入りたくなる感覚を覚えるのではないでしょうか。
または日本人が感覚的に持っている「日本の家らしさ」も感じるのではないかと思います。
床下などの高さは点検やメンテナンスに必要ですので、現代の住宅の仕様ですと、
なかなかそこまで低くすることはできませんが、そこは矩計図などで、
なるべく綿密に検討することで、機能も満たしつつ、できる限り軒先を上手に下げた設計をしたいと思っています。
「木漏れ日の家」(軒は出た家・薪ストーブがある家) 詳しくはこちら