愛知県で和の住まいづくりをする工務店から【格子-2】~木の家設計作法‐其の148~
私たちはこれまでの日本の家にならい、外部に格子を建てることがよくあります。
格子の良いところは、一定の間隔が空いていることで、完全に遮断するのではなく、
通しながら隠すというような、柔らなく境界をつくることができるという点です。
風や光、気配を上手に通しながら、外から内部をそこはかとなく隠すことができます。
そして、和の部材は、風情や温かみを感じさせるような街並みをつくることにもつながります。
そんな格子の良さを理解し、設計のひとつのアイテムとして生かしていきたいと思います。
「雪月花の家」(瓦の大屋根の家・格子のある家) 詳しくはこちら