【関連してくる建物施工】~スタッフのひとりごと-其の152~
こんにちは。
愛知県春日井市のリフォーム工事が気になっている和出です。
先週から解体工事が始まりました。
まず、天井裏にある断熱材を撤去していきます。
撤去し、新しい断熱材へ交換するためです。
そのために天井をボード1枚分取り、撤去していっております。
1枚分しか取らないのは、
その後、既存天井を下地として、最後塗り天井にするためです。
使えるところは使う。
何でもかんでも新しくしてしまうとその分材料費が上がるだけで無く、
職人さんの手間も増えていきますので大変です。
手間が増えると言うことはその分の費用も上がっていきます。
実際ここで、例えば取らなくても下地として使えるボードを取ってしまうと、
解体屋さんの手間だけで無く、
ボードを新たに付ける大工さんの手間も掛かってしまったり、
また、左官屋さんも塗る前の下地パテをする量も増えてしまったりと、
一つの事を変えるだけで、
関連して多くの人の手間も変わってきてしまいます。
そういうことを設計者、現場監督の方は考えて、
先を見越して行動していくので凄いですよね。