【これから始まる大工工事】~スタッフのひとりごと-其の101~
こんにちは。
最近、見慣れぬ土地に行くことが多くなり、
景色を楽しんでいる和出です。
三重県桑名市にある現場では基礎の立上がりも完成し、
先週、大工工事である土台伏せも完了しました。
大工は、愛知県豊明市にある【悠々閑閑の家】の大工工事をしていただいた長谷川大工です!
さて、土台伏せとは以前~スタッフのひとりごと-其の96~でご紹介させていただきました、
アンカーボルトを使用して〝基礎〟と〝木の部分〟を固定する事を言います。
↑これが土台伏せが完了した写真となります。
厳密に言うと、基礎、基礎パッキン(黒い部分)、土台の順に固定されています。
そして、固定はアンカーボルトに「ザボール」と呼ばれる固定金具を付けて行います(写真だと銀色で丸型のものがザボール↓)。
固定の仕方としては、
基礎からアンカーボルトが飛び出していますので、
土台材に穴を開け、アンカーボルトを通しつつ据え置きます。
その後、穴の開いている部分にアンカーボルトがあるので、
ザボールでアンカーボルトを上から締め付け固定します。
以上の手順でアンカーボルトを固定していきます。
基礎から上の部分はこの土台によって固定されています。
いくら構造(骨組み)が強くても基礎と土台がしっかり固定されていなければ建物は倒壊してしまいます。
土台伏せは大工の最初の大事な作業の内の1つです。