【久しぶりに豊明に】~新米設計士のひとりごと-其の60~
こんにちは。
最近久しぶりに大工の長谷川と一緒に豊明市にあります悠悠閑閑の家を訪れた和出です。
悠悠閑閑の家は設計者と施工者、大工の拘りが詰まった住宅です。
例えばデッキを上から見上げると、
このようになっています。
お気づきでしょうか?
デッキに釘やビスが一つも見えておりません。
釘やビスがデッキの天端(上面)にあるとそこから水が浸透し劣化が早くなります。
そのため、下からビスを取り付けて固定する方法をとっております。
また、廊下や曲がり角の場所は巾木も面取りも忘れません。
こういった細かい作業も意識して行っていきます。
そのほかにも木が空いても隙間が見えないようにする工夫や、
照明を取り付けるために開口部の高さを調整するなどたくさんの工夫が詰まっています。
そんなようなことを改めて大工から聞くことが出来た日でした。
一見普通に見える住宅というものがありますが、
そういう住宅は、違和感を感じない住宅であって、
違和感を感じないということはとても手が込んでいるものだと教わりました。
この悠悠閑閑の家はまさにそのような住宅に思えました。