【「和敬静寂の家」完成写真撮ってきました。】~設計日記- 其の18~
先日、5月にお引渡しをさせていただいた、愛知県稲沢市の
「和敬静寂の家」の完成写真の撮影に行ってきました。
最近はゲリラ豪雨に見舞われる日も多く、天候が心配されましたが、
撮影が始まると晴れ間が広がり、真夏の空のもと、最高の撮影日和になりました。
この「和敬静寂の家」は周囲の視線などを感じることなく、
落ち着いて暮らすことができるように中庭をコの字に囲うようにして建てた平屋です。
道路側には車2台が停まれるガレージをつくり、中庭との間は木製格子で仕切っています。
玄関には石で積まれた中に石張りのスロープがあり、道路側から見た外観のアクセントになっています。
屋根は高さを揃えることで水平ラインが協調され、
とても大らかな印象を与えてくれています。
大きな格子スクリーンで仕切られたリビング空間は、
2枚引込の大きな木製サッシの大開口により石デッキを介して中庭とつながります。
内装については、こだわりの木製の造作キッチンや壁のタイルがとての個性的で、
奥様がしつらえた小物や観葉植物などと同調してとても雰囲気良い空間になっています。
庭のしつらえについては、石を使ったドライな感じの中に様々な種類の樹木を植えてくださり、
今までの私たちの庭と少し違った、和洋折衷感が漂う庭になりました。
今回は夕景も撮影させていただきたくて、夜7時過ぎまで待たせていただいました。
その甲斐もあり、格子からもれる灯や中庭のライトアップされた樹木から見えるリビングなど
どこかの旅館?とも思えるような情景を撮影させていただくことができました。
朝早くからお掃除などの準備をしていただき、
遅い時間までお付き合いいただいたお施主様に本当に感謝です。
お施主様のご好意により、こちらの「和敬静寂の家」は、
9月23日(土)、24日(日)の2日間にわたり見学会を開催させていただくことになりました。
静寂感に包まれた庭も含めたとても居心地の良い平屋です。
このようなお宅を拝見できる貴重な機会ではございますので、
御覧になられたい方はお早目にご予約いただけるとと思います。
代表:袴田英保