【骨組み】~新米設計士のひとりごと-其の55~
こんにちは。
最近もっと構造のことを勉強しないとなと思う和出です。
先日無事建前作業が完了し、
現在は構造(骨組み)にダイライトと言われる面材を取付けております。
このダイライトの取付が完了しましたら、
次は気密処理をします。
因みに気密処理は私が担当します。
気密処理をするにしても、その時の断熱材や状況によって、
気密する場所なども変わってきますので、
その状況に合った処理をしていかなければ行けません。
しっかりと施工し、サン工房スタジオはお客様に快適に過ごしていただく家を提供していきます。
さて、気密の話になってしまいましたが、
建前が完了したと言うことで今回は構造のことをお話ししたいと思います。
因みに、サン工房の構造は昔からある在来軸組工法と呼ばれるものです。
そんなサン工房の構造には細かく決められていることがあります。
例えば、柱と梁をつなぐホゾという加工。
一般的には3~5センチと言われておりますが、
サン工房では通常より長い9以上の長ホゾを加工することで、
地震が来たとき柱と梁が引き抜かれないようにしていたり、
最近よくご紹介させていただいている柱の込栓の位置や大きさも細かく決まっています。
また、大きいところで言うと、
偏心率という建物の重さと強さのバランスをみるものがありますが、
こちらも建築基準法の半分に抑えるように設計しています。
その他にも様々な地震に強い、
さらに白蟻や雨風にも強い家づくりの工夫がされている上で、
意匠面(デザイン)にもこだわって設計をしております。
現在、名古屋の「彩雲の家」は建前が完了したばかり。
これからデザインも性能もより良い家になっていきますので、
ブログでまたお伝えさせていただきます。
また、施工中見学会も開催しておりますので、
ご興味ございましたらお気軽にお越し下さい。