愛知県日進市え木の家のをお考えの方【閑穏の家住みごこち見学会】
今日は私たちも事務所の駐車場にて「サン工房・スタジオ桜祭り」を開催いたします。
少し散り始めてはいますが、まだまだ岡崎城や岡崎公園の桜も綺麗に咲いておりますので、もし良かったら遊びにいらしてください。
本日は、4月15日と23日に住みごこち見学会を開催いたします、日進市の猫と住む家「閑穏の家」の設計~完成までをご紹介をしたいと思います。
この家は約40年くらい前に造られた少し古い造成地に建てられました。
敷地は60坪ですが、地区計画により、壁面後退の規制が厳しかったり、南に総2階の高さの高い家もあることから、
日照や視線の抜ける場所をいかに設けるかを綿密に検討しました。
上の写真を見ていただければわかりますが、壁面後退規制が3方面に掛かってきますので、
実質45坪の敷地と同じになってしまいます。
また南の住戸が南側の大部分をふさいでいるために、南東~東に視線が抜けるような計画にしました。
南東の方角にリビングダイニングを配置し、
木製サッシの大きな開口により、梅の木の畑に視線を抜きます。
南側の住戸の方角は、開口を設けても塞がれてしまうので、
閉ざしても良いような水回りなどをを持っていきました。
模型でも家と敷地及び周囲の環境とのの関係性をしっかり確認いたしました。
建物の形としては一部が2階の大屋根の家とし、矩計の検討図よって軒の出と高さ、室内の天井高さを綿密に検討しました。
大屋根の高さをなるべく低くしながら、吹き抜け空間の中を階段で上がる設計ですが、頭があたらないようにしながらぎりぎりの寸法で設計されています。
また階段を上がりきる前の一段下がったところから小屋裏に入れるようになっており、そこはご主人の部屋ですが、まるで隠れ家のようです。
6月7日、8日は天気も良く無事に上棟することができました。
大屋根はどうしても垂木に継ぎ手が生じてしまいますので、継ぎ手の位置も同じ一にならないように交互に配置ししています。
古い造成地の角地に建つ大屋根が特徴の家は、街角のシンボルになればと思い設計しました。
このような設計と施工を経てこの「閑穏の家」は完成しています。
性能は耐震等級3でUA値が0.56、C値0.52の長期優良住宅です。
性能面にプラスしてそれだけではない空間や明るさの心地良さもご体感していただければと思います。
見学会は4月15日(土)・23日(日)の2日間です。
時間は10時~14時になります。
木の家の心地良さをご体感されたい方、サン工房・スタジオの設計や施工、性能のことなどを知りたい方は是非ご予約をお願いいたします。
代表:袴田