【仮組み】~職人からの目線 其の33~
こんにちは。
明日から9月に入り、建前までの残り日数と、天候や台風での工事遅延が心配な長谷川です。
たとえ工事が遅延しても、約束した引き渡し日には間に合わせないといけませんから、社員全員でカバーできるように必死になって段取り・調整しています。
少しずつですが梁の加工が出来てきました。
そして、それらを『仮組み』しました。
仮組みすることで、細かな部分を修正していきます。
綺麗に納まって当たり前なのですが、カタチになると少しホッとしますね。
このように仮組みをすることで精神的に落ち着きます。私が…
ではなく、本番の建前時に微調整することなく、スムーズに進むことが目的です。
特に化粧梁(完成したら見える場所)は仮組みをすることで、組む固さを調節できます。
固すぎると、叩き過ぎてボコボコなってしまう、逆に柔らかすぎると隙間が生じてしまいます。
丁度よい加減にすることで、綺麗に納まるということです。
建前当日に、すべて組みあがった姿を想像しながら、1本づつ丁寧に加工していきたいと思います。