岡崎市で断熱気密住宅をお考えの方へ【日本の家をつくる-3】~木の家設計作法-其の180~
かつての日本の家と大きく性能が変わっているもののひとつとして断熱気密性能があります。
私たちも、近年少しずつ断熱性能を上げていますが、断熱性能はだけを高めてもダメで、
断熱と気密はセットでしっかりと考えていかなくてはなりません。
まずは自然の力をしっかりと利用する設計をし、その上で断熱、気密を高めることはより、
パッシブな快適さを感じられるようになると思うからです。
冬は太陽熱を取り入れ、しっかりと保温する為に、にしっかりと気密を取る。
夏は軒の出や庇で、日射を遮蔽する工夫をする。
季節の良い時は、窓を開けることにより通風が確保できるように、窓の配置、高さ、種類を考慮する。
単純に性能値を追うだけの設計ではなく、自然の力も利用しながらのちょうど良い温熱設計を的確に行うことで、
真夏や真冬でも、外部の気候の影響を受けにくい快適に暮らすことができる現代の日本の家ができると思います。
「童部の家」(軒の出た切妻屋根の家・涼風を取り入れる家) 詳しくはこちら