縁を紡ぐ家

えんをつむぐいえ
茶畑に囲まれた旧家を建替えて二世帯の住まいになりました。中央の大きな土間を介して、親世帯と子世帯が程よい距離感を保ちながらひとつ屋根の下に暮らします。親世帯は玄関からすぐの畳ベンチや仕事場、和室など、近所の方との交流を促す旧家の面影を残した造りとし、対照的に子世帯はモダンでシンプルな北欧家具の似合う開放的な空間としました。徐々に世代交代をしていく地域社会の中で、今まで同様、これからも人と人との縁をつないでいく家であってほしいと思います。