なぜ今「木の家」が週末セカンドハウスに選ばれるのか?
はじめに
セカンドハウスというと「広い別荘」を思い浮かべる方も多いかもしれません。
しかし近年は、平屋・小さな木の家を選ぶ方が増えています。
その理由は、“広さ”ではなく過ごす時間の質を大切にした住まい方にあります。
先日お引渡しした、岡崎市内の離れのお家も
すぐ隣の母屋に住まいながら、昼間は小さな離れでDIYや畑仕事を愉しむ暮らしを希望され
設えや素材、性能にこだわり、小さいながらも心地よく過ごすことのできる小さな木の家を選んでいただきました。
今回は、そんな小さな木の家のセカンドハウスの魅力をお伝えします。
① 平屋×コンパクトだから、暮らしに無駄がない

まずひとつめに平屋でコンパクトな木の家は、
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階段がなく移動がスムーズ
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どこにいても家全体を感じられる
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使わない部屋が生まれにくい というようなメリットがあります。
セカンドハウスでは「全部使える家」であることが、滞在中の満足度を大きく高めます。
② 小さくても“広く感じる”設計
平屋というと大きな敷地がないと叶わないようなイメージもありますが、
木の家だからこそプラン次第では住宅地にありながら庭や畑をたのしむ暮らしを叶えることもできます。
また、
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木の色味や木目が視線をやさしく導く
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天井の高さに変化をつけたり、勾配やRの天井をつくるなどし、空間に陰影や奥行きを持たせることでより広く感じさせることもできます
「小さいのに、なぜか落ち着く」それが小さな木の家の魅力です。
③ ワンルーム的な間取りが、週末の時間を豊かにする
平屋・小さな家では、LDKをひと続きにしたワンルーム感覚の間取りがよく合います。
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食べる
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くつろぐ
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語らう
これらが一つの空間で完結することで、
日常とは違う、ゆったりした時間が自然と生まれます。
④ 掃除も管理もラクだから「また行きたくなる」
セカンドハウスで意外と重要なのが、管理のしやすさ。
平屋・コンパクトな木の家なら、
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掃除が短時間で終わる
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設備がシンプル
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メンテナンスの負担が少ない
結果として、
「行くのが億劫にならない家」=満足度が高い家になります。
⑤ 室内を小さく、自然を大きく取り込む
床面積を抑えた分、
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ウッドデッキ
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土間
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庭や景色
を暮らしに取り込むことで、体感的な広さは何倍にも広がります。
平屋は特に、
「外とつながる設計」との相性が抜群です。
⑥ 将来を見据えても、ちょうどいいサイズ
平屋の小さな木の家は、
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二拠点生活
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将来の定住
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建て替え・増築
といった変化にも柔軟に対応できます。
「今は週末住宅、将来は本宅に」
そんな選択肢を残せる点も、後悔しにくい理由です。
まとめ
セカンドハウスに必要なのは、広さではなく“心が休まる距離感”。
華美でなくとも、気負わず等身大で手の届く暮らし方。平屋・小さな木の家は、今の時代にあう賢い選択肢になりうるのではないかと感じています。
(文/ササキ)






