代表ブログ設計作法
2026/09/05
岡崎でいい家ってどんな家【感性に響く家】~木の家設計作法‐其の561~
「住宅は住むための機械である」
これは、20世紀のモダニズム建築の礎を築いた巨匠、ル・コルビュジエの有名な言葉です。 確かに現代の住宅には、生活しやすい間取りやスムーズな動線といった「合理的な設計」、そして耐震性・耐久性・断熱性といった「機能的な性能」が強く求められます。
しかし、住宅は決してオフィスや工場ではありません。
音楽を聴いて感動したり、道端の花を見て美しいと感じたりする——そんな繊細な感性を持った人間が、安心感や癒やし、心の充足を得るための「日々の暮らしの器」なのです。

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合理性を超えた「空間の表情」をつくる
だからこそ住宅には、単なる合理性や数値の性能だけでなく、空間の表情、醸し出す雰囲気、そして住まいの佇まいといった「感性に響く演出」が欠かせないと私たちは考えています。
こうした美しい様相(表情)は、建物の立体的な造形はもちろんのこと、使う仕上げ材の選定や、素材同士の色使いの重なりによってもつくり出すことができます。
さらに、外観、リビング、寝室など、それぞれの空間に合わせた表情(様相)を与えることで、暮らしのシーンごとに異なる趣と味わい深さが生まれます。
機能や性能を満たしたうえで、ふとした瞬間に心が満たされる。
そんな「感性に響く家」を、私たちはかたちにしていきたいと思います。
サン工房・スタジオ:袴田英保

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