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ブログ

設計作法

2026/03/28

【小さな家の豊かな暮らし】~木の家設計作法-其の560~

かつて日本の家は、欧州から「うさぎ小屋」と形容され、日本人自身も自嘲的に例えていたこともありました。

では、小さな家の暮らしは豊かではないのでしょうか…

そうは思いません。いい家の基準は大きさの大小ではなく、質にあると私たちは考えます。

家づくりには限られた予算があります。そこに広さを求めるか、質を高めるか、という選択肢が生まれます。

そのような場合、私たちは、質を高めることをお勧めしています。

なるべく、無駄なくコンパクトにできれば、健康に良い本物の素材を採用できたり、断熱性能を上げたり、造作家具を設置できたりといたことにつながるからです。

価値基準はそれぞれですが、私たちは限られた予算の中で、できれば数字上ての広さだけを求めるのではなく、広く感じたり、使いやすく感じたり、快適に感じたりなど、感覚や感性に訴えてかける質の高さをご提案したいと考えます。

 

大きな家が「所有」の象徴なら、小さな家は「自由」の象徴とも言えます。その豊かな魅力について、いくつか視点を整理してみました。

1. 「選ぶ」ことで生まれる密度の高い暮らし

スペースが限られているからこそ、置くもの一つひとつに妥協ができなくなります。

  • お気に入りに囲まれる: 「とりあえず」で買ったものではなく、心から愛着の持てる上質な道具や家具だけが残ります。

  • 管理からの解放: 掃除やメンテナンス、探しものに費やす時間が劇的に減り、その分を趣味や休息に充てることができます。

2. 思考と感性が研ぎ澄まされる

物理的な壁が近いことは、かえって自分の内面や外の世界とのつながりを濃くします。

  • 外への意識: 室内がコンパクトな分、窓から見える景色や、近くの公園、カフェといった「街全体を自分のリビング」として捉える感覚が育ちます。

  • クリエイティビティ: 限られた空間をどう使いこなすか工夫するプロセスそのものが、知的な愉しみになります。

「小さな家」に住むということは、単に物理的なスペースを削るだけではありません。
それは、自分にとって「本当に大切なものは何か」を問い直し、余白の中に心の豊かさを見つけ出す、非常にクリエイティブな生き方になるのでは?と思います。
サン工房・スタジオ代表:袴田英保


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