【コラム】ジョリパッド外壁ってなに?知っておくべき5つのポイント
1. ジョリパッドとは?
ジョリパッドは、アイカ工業が提供する高品質な外壁仕上げ材です。
モルタルベースの塗り壁材で、様々な色や質感を表現できるため、
住宅の外観をおしゃれで個性的に仕上げたいと考える方に人気があります。
モルタルとジョリパッドの違いはモルタルはセメントベースなのに比べ、ジョリパットはアクリル樹脂ベースであることから モルタルは構造材として、ジョリパットは仕上げ材として使われることが多いです。
また柔軟性がありひび割れしにくく、 ジョリパットの方が軽量で施工が容易などの特徴があります。
2. ジョリパッドの特徴を詳しく知る
(1) デザインの自由度が高い
ジョリパッドは、仕上げ方によって多様なデザインを表現できます。テクスチャやパターン、さらにはカラーリングまで自由に選べるため、モダンな家からナチュラルなスタイルまで、どんなデザインにも対応可能です。
(2) 耐久性が高い
ジョリパッドは、高い耐候性と耐久性を誇り、耐用年数は15~20年程度と言われています。これは、住宅で人気のシリコン塗装の耐用年数が10~15年程度であることを考えると高い耐久性です。
外壁塗装などのメンテナンスを適切に行えば50~60年の寿命を持つとされています。
3. ジョリパッドの魅力
(1) 豊富なカラーバリエーション
ジョリパッドは、300種類以上のカラーが用意されており、好みの色を自由に選ぶことができます。さらに、複数の色を組み合わせたり、グラデーションを作ったりすることで、個性的な外観を演出できます。
(2) メンテナンスの注意点
ジョリパッドは耐久性が高いことからメンテナンスフリーと思われていますが、お手入れは必要です。
塗膜が経年劣化してくると質感や風合いを出している表面の凹凸が、雨による水アカを生みやすく、これがシミやカビの発生につながるケースもあるからです。
水アカやコケ、カビの発生が見られたとき、美観が損なわれたからと言って高圧洗浄機や束子でこする等、塗膜を傷つけるようなメンテナンスは避けるべきです。
(3) 自然素材を活かした仕上がり
モルタルをベースにしているため、自然な風合いが特徴です。タイルやサイディングにはない、素朴で温かみのある外観を実現できるため、自然を感じさせるデザインを求める方にぴったりです。
4. ジョリパッドのメリットとデメリット
メリット
- デザイン性が豊かで個性的な外観が可能
- 耐久性と防汚機能が優れている
- 再塗装やメンテナンスが容易で長持ちする
デメリット
- 初期施工費用がやや高い
ジョリパッドは高品質な外壁材であるため、初期の施工費用が他の外壁材と比べて高めになることがあります。しかし、長期的なメンテナンスコストを考慮すると、トータルでのコストパフォーマンスは高いです。
5. ジョリパッドを選ぶ理由
ジョリパッドは、見た目だけでなく機能性や耐久性も兼ね備えているため、外壁材選びにこだわる方におすすめです。特に、オリジナリティのあるデザインを重視し、家の外観をおしゃれに保ちたい方に最適です。
6. まとめ
ジョリパッドは、その優れたデザイン性や耐久性から、多くの住宅で採用されています。カラーや仕上げ方法を自由にカスタマイズでき、さらにメンテナンス性も高いことから、長期的に美しい外観を保つことができます。
その他、塗り壁の外壁材だと、そとん壁や漆喰などもありますが、それぞれ質感や価格帯、耐久年数、メンテナンス方法にも特徴があります。
良い家づくりにおいて、素材選びは重要です。
見た目と価格だけで比べてしまいがちですが、家は建てて終わりではないので機能やメンテナンス性も気にかけて選びたいですね。
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(スタッフ:佐々木)