豊田市で木の家をお考えの方へ【通して遮る】~木の家設計作法-其の331~
窓の選定と同時に考えなくてはならないのは、その窓にどのような、カーテンまたはブラインドをつけるのかということです。
設計時にしっかりとそこまで検討し、住まい手に説明しておく必要があります。
なぜなら、設計時に考慮しないで、住まい手だけに任せてしまうと、
納まりやデザインで、イメージと全然違うものがついてしまうこともあるからです。
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住まい手が好きなものを選ぶことがいけない訳ではありません。
あらかじめご要望を伺った上で全体のイメージを一番理解している設計者が、より良い選択をご提案しながら
検討するのと、何も考えないで、完成後に住まい手任せになるのとでは、大きく変わるのではないでしょうか。
障子など、先に建築的に取付けしまうこともありますが、その場合でも、
通風の取り方や景色の見方などの使い方はご説明しておく必要があります。
視線を遮りながら、光を入れ、かつ風を通したい場合などは障子では何か工夫をしないと対応しきれないこともあるからです。
いずれにしても、窓をつけたら、同時にそこに通して遮るしくみの種類と納まりまで検討したいものです。
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