豊明市、日進市で木の家づくりをお考えの方へ【家づくりは自分との対話】~木の家設計作法-其の455~
「良い家」とはどんな家でしょうか。
ひとそれぞれ様々な価値観や表現があると思いますが、
私は完成した時に「良い家」だなと感じる家ではなく、
実際に永く暮らしたうえで「良い家」だと感じる家が本当の「良い家」だと思います。
そのような意味で、家づくりの第一歩は
「どんな家を建てようか」を考えるのではなく、
「どんな暮らしをしたいか」をしっかりと考えることから始めたいものです。
施主であるお客様には、建築主である自分と、住まい手である自分との
そのような対話から家づくりをスタートをしていただきます。
しかし、予算など、様々な制約を抱えた建築主と、
いくつもの夢や希望を持った住まい手との対話(折衝)は、
必ずしもスムーズにいくとは限りません。
多くの場合、住まい手の希望がすべて叶えられることはないでしょう。
そこで両者の協調のために必要になるのが、
私達家づくりのプロがじっくりとお伺いしながら、
住まい手の希望に優先順位をつけることです。
改めて「どんな暮らしをしたいか」をじっくりと考え、
これだけは譲れないというものを選び出すのです。
この「じっくり自分と対話していただく」というプロセスこそが、
家づくりにおいて最も大切なことではないかと私たちは考えます。
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