西尾市で和モダン住宅をお考えの方 【11月上棟物件「ひらきの家」をご紹介します】~設計日記- 其の21~
秋も深まり、朝晩の空気もだいぶ冷え込むようになりました。
朝、出社した時の事務所の気温も最近は12度くらいでしょうか。
事務所の観葉植物たちは今はまだ元気ですが、去年は事務所の朝の気温が
下りすぎたせいか、枯れてしまったり、かなり元気がなくなってしまったりしました。
今年は、去年の反省も踏まえて、かわいい観葉植物たちが、元気に冬を越せるように、
早めに自分の家などに避難をしようかと考えています。
さて、本日は皆さんに、11月の上棟物件のご紹介をしたいと思います。
今回ご紹介いたしますのは、11月23日、24日上棟予定の西尾市「ひらきの家」です。
西尾市の街道沿いの136坪の広い敷地に建つこの家は、ご夫婦がペットと一緒に住む延床面積が25.5坪の小さな平屋です。
最初のご提案の時のゾーニング(配置計画)スケッチです。
お施主さんのご要望と敷地条件をインプットした後に、
頭の中におぼろげながら思い浮かんできた全体配置と建物形状を描いていきます。
今回は広い敷地を少しでも生かしたいと思い、玄関正面に北の中庭を設けました。
また南側の庭はペットのワンちゃんを自由に遊ばせることができるドッグランがあります。
平面図を描いたあとは、断面図と立面図を描きます。
ここでは軒高さや内部空間の高さも検討していきます。
軒が低く落ち着いた印象に平屋になるようデザインしました。
また今回は特に玄関を入って見える北の中庭の見え方をしっかりと検討しました。
玄関を入って正面に北の中庭が見えるイメージをパースで描きました。
北庭はアプローチからは隠れていますし、南側からの日射が当たった樹木がとても綺麗に見えますので、
素敵な庭を見たお客様は、きっと驚くことでしょう。
リビングをイメージしてパースも描きました。
天井の登り梁が見える勾配天井のシンプルな空間です。
リビング空間は畳リビングです。
キッチンの背面収納、ランドリールーム、書斎など、
細かいところまでイメージしていただけるように各部のパースを描きました。
実施設計の最初には矩計のスケッチを手描きで描きました。
様々な部分の高さを決めていくことにより、外部と内部のイメージを決定付けていきます。
「ひらきの家」は床下エアコンによる全館空調と熱交換型の第1種換気の設備が設置されます。
「ひらきの家」という名前には、ご夫婦がこの家で穏やかに安心して楽しく暮らして欲しいという願いをこめました。
11月23日、24日の上棟がとても楽しみです。
「ひらきの家」は上棟後、施工中見学会を開催させていただく予定です。
皆さんにもご案内させていただきますので、楽しみにしていてください。
サン工房・スタジオ
代表:袴田英保