能登半島地震で再認識した【地震に強い家づくり】の大事さ
今年ももう2月を終えようとしています。
1月1日16時10分に発生した能登半島地震からもう2か月。
今回の地震で亡くなられた方にまずは哀悼の意を表するとともに、
被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。
ニュースで見る被災地はまだ復興にはほど遠い状況であり、本当に悲しく思います。
そして改めて地震の恐ろしさを痛感すると同時に、
家をつくるプロとして、日ごろの設計や施工において、
被害がなるべく大きくならないような対策を施していかなくてはならないと感じました。
そして対策は家づくりだけでなく、発災後、私達がお客様や地域の皆様の家をしっかりと
復旧対応できるような準備をしていくことも本当に大事なことだと思っております。
さて被害状況の詳細はこれから様々な機関や地元の工務店さん、メディアによって明らかになっていくことと思いますが、
やはり聞くのは耐震設計がしっかり施された家は被害が少ないということだと思います。
当然何等かの原因での例外もあるかと思いますが、基本的に耐震設計を施していたり、
免振部材を採用している物件は被害が少なかったと聞いています。
そして今後は耐震等級3を取っていたり、構造計算をしっかり実施しているところ、
免振を取り入れているところに顧客は流れるだろうと予測されている様です。
地震が起こる度にこうなることは熊本地震の時もそうでしたし、これまでも過去に何度もありました。
その都度、技術者としての私達は、今回の地震で起こったことを教訓とし、
地震や災害に強い家づくりの大事さを再認識し設計や施工に反映してきました。
今回も今後出てくる情報を基に、より安心して住むことができる家づくりを再度検討していきたいと思います。
昨年公開したYouTube「サン工房スタジオ こと・もの・ひと」
【地震に強い家づくり】において、私達の耐震に対する設計や施工の仕方を解説しています。
ご興味ある方は是非ご覧ください。
代表:袴田英保