木の家工務店サン工房岡崎スタジオが大事にする良い家づくりのプロセス【想いを大事にする】~木の家設計作法‐其の291~
私たちが最初に住まい手にご要望を書いていただく「設計ノート」には、こだわりのものを書いていただく欄があります。
そこでは今使っている物で捨てられないもの、趣味や嗜好により、新しい家に置きたいもの、飾りたいものを書いていただきます。
当然、そのものの形や大きさを書いていただき、今後の設計の資料にさせていただく訳ですが、
それと同時に、その物に対する思い入れやエピソードを聴くことで、住まい手の想いを聴くために重要な質問として位置付けています。
昔の思い出や「家」という先祖への思いなど、様々ですが、それらの「想い」を汲んで設計することはとても大事なことなのではないかと思います。
形やデザイン、大きさ、性能、仕様など家づくりで大切なことはたくさんありますが、私たちはこの「想い」をまずは一番大事にしながら、
これからも住まい手の家を設計していきたいと思います。
「幸漆の家・幸然の家」(現代町家の家・完全分離型二世帯住宅) 詳しくはこちら