木の家の設計士として大事にしていること【住まいの設計者として】~木の家設計作法-其の265~
私たち住まいの設計者は、優れた観察者でなくてはなりません。
観察とは、住まい手たちの、暮らし、考え方、行動、仕草、こだわり、喜び、悲しみ、好き嫌いなどに共感したり、
思いを巡らせたりしながら理解するという事です。
構造や設備、材料や性能のことに精通する表現者であることは勿論ですが、
人々の生活の機微に対して確かな観察力と豊かな想像力を持ち合わせた、
卓越した人間観察家でもありたいと思います。
「行雲流水の家」(設計ノート)
「白波間の家」(居心地の良い家・大開口がある家) 詳しくはこちら