日進市で設計中の大屋根が特徴の木の家を紹介します。【日進の猫と住む家】~設計日記-其の13~
こんにちは
11月も半ばになり、朝、布団から出るのがだいぶ辛く感じる季節になってまいりました。
各地でとてもきれいな紅葉が見られるようになっており、休日は時間があればどこか紅葉狩りに出かけてみたいと思います。
さて、本日は現在日進市で設計中の木の家を紹介します。
正式な名前はまだ検討中ですが、猫ちゃんと住まわれる家ですので、【日進の猫と住む家】とさせていただきます。
今回の計画地の日進市です。
五色園という周囲が里山に囲まれたとても良い環境の住宅地です。
敷地は60坪ですが、良い住環境にするための五色園の厳しい地区計画(北の壁面後退距離が2.7m、西が1.8m、東が1.3m)により、建てられる範囲がかなり制限されてしまうことや、南側に既存の住宅もそれなりの高さで建っており、配置計画はとても難しいものとなりました。
そのような状況の中、ゾーニング計画においては、方位が少し振れていることに気付いたこと、東側は樹木が育てられている畑だったことにより、視線を抜く方向が見つけることができ、制約の中でも快適に過ごせるくつろぎの空間を計画することができたのではと思います。
外観については、今回も東西に流れる大屋根が特徴です。
矩計図という縮尺の大きな断面図をしっかり検討したことにより、ギリギリの高さに抑えらたとてもシャープな印象の屋根です。
リビング空間は大屋根の高さを利用した勾配天井になっており、東の隣地の樹々の緑の借景をみながらくつろぐことができます。
着工は2022年3月です。
お施主さんも積極的に家づくりを楽しんでいらっしゃいますので、ご期待に添えるよう、最大限良い家になるように頑張りたいと思います。