愛知県半田市で木の家をつくる【ミナモの家上棟】～現場の風景-其の４４～

東海地方も来週には梅雨入りするという気象庁による最新の発表がありました。

先週は梅雨入り前に何とか2軒の上棟を無事に終えることができ、安堵している代表の袴田です。

今回は、6月4日、5日に上棟した半田市の「ミナモの家」のご紹介をさせていただきたいと思います。

この家は、ご実家の一部を減築することにより、ご実家の隣にスペースをつくり、息子さんご家族の家を新築をするという計画です。

今年１月から工事をはじめましたので、この度新築工事の上棟まで約半年かかって様々な工事を行ってきました。
着手前の現場の状況です。

手前の車庫や門の部分及びご実家の1階部分の一部を解体し、新築できるスペースを作ります。

まずは庭の部分に新しく駐車場をつくる造成工事から始めることにより、お施主さんと工事車両の駐車場を確保します。

その後は住みながら改修するための、ご実家の一部改修⇒解体⇒減築改修⇒新築部の造成工事という順番で工事を行っていきました。

一段高くなった敷地の一部を掘り込み擁壁をつくり、2台分の駐車場をつくりました。

駐車場をつくり、住みながら改修したいというご希望にこたえるために、内部の一部を改修したあと、減築の解体工事に着手しました。

屋根を切り取り、以前のキッチン、ダイニング、リビングだった部分を解体しました。

切り取った屋根も綺麗に納め、外壁には新しいサイディングを張りました。

違和感なくとても綺麗に減築できたと思います。

写真手前は新築の基礎配筋の状況です。

今年1月から工事に着手させていただきましたが、駐車場を絡めた造成工事から始まり、ご実家の減築と改修、新しい敷地の造成と、綿密な計画と工程管理の結果、この度、無事上棟を迎えることができました。

切妻屋根と広がった下屋（１階だけの部分）が広がる落ち着いた風情のある家です。
ご実家のお母さまとも楽しく暮らす日が来るのが楽しみです。

計画当初の模型です。

完成は12月の予定になります。
施工中の見学会も開催を計画中ですので、詳細が決まり次第ブログに掲載いたします。
楽しみにしていてください。