愛知県で地震に強い家を建てる工務店として【より強くより美しく】～木の家設計作法-其の２５３～

私たちは一邸一邸設計者が伏図という図面で、木の組み方を考えます。その観点は、より強く、より美しくです。

木造軸組工法が基本の私たちですが、軸を組むという以上、単純に同じレベルで金物でつなぐだけではなく、
時には渡り顎など、高さ方向に段違いに組むこともあります。
そうすることでより、しっかりと力を伝える構造になるからです。

「燕居の家スケッチ」（刈谷市の家・大屋根の家）

ただし、その場合もその見え方には注意を施します。化粧で見せる場合の多い私たちの構造は、
それを住まい手が毎日見て生活する以上、気持ち良く、綺麗なものでなくてはならないと思うからです。

より強く、より美しく組む。
丈夫で長持ちして居心地の良い家にはとても大切なことです。

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