岡崎市の隠れた名建築を紹介します!!【岩津天神 長七庵】~岡崎の風景-其の13~
岡崎市岩津町東山にある岩津天満宮(通称岩津天神)は学業の神でもある菅原道真を祭る神社として西三河では有名です。
今回は、岡崎市の地域工務店として、岡崎市の名所をもっと知っておきたいと思い立ち、お参りに行ってみることにしました。
この日はちょうど梅の時期と重なり、境内は梅の花が咲き、青空の下、本当に素晴らしい参拝日和になりました。
そして境内を歩いていると、そこに小さな感じの良いあずま屋があるではありませんか?
軒が低く、数寄屋風のその建物は、茶室の待合の様な感じで佇んでいました。
近くに寄ってみると、この建物のことを説明している案内がありました。
なんでも、明治時代に独自に「三和土土間」を工夫、発展させ、新しい「人造石」を発明された「服部長七翁」を顕彰して建立した庵だそうです。
内部空間も数寄屋つくりでしつらえてあり、とても落ち着く良い空間でした。
周囲の土間のはさすがに新しい「三和土土間」を考案した偉人を称えた建物だけあり、感じよくしつらえてあり、とても参考になりました。
今回もまたひとつ、岡崎市の隠れた名建築を見つけました!!
皆さんも良かったら是非、岩津天満宮へ足を運んでみてはいかがでしょうか?