岡崎市の木造住宅工務店としての考え方【地域と生きる家- 2】~木の家設計作法‐36~
これまで慣れ親しんだ地域で、永く住んできた家を建て替える場合、
できれば良好な地域との関係性は残したいと思われることもあると思います。
もしそのようなご要望があれば、プライバシーを確保しながらも、
できれば地域に積極的に関わる工夫を提案できればと思います。
この「勇慕連の家」は、以前、商売をされていた市街地の家を建て替えました。
街中ということもあり、隣戸が名一杯建ち並んでいる状況でしたが、
中庭を設けることで通風、採光を確保することができました。
また庭にはご両親が大事にしていた灯篭や、つくばいなどを再度配置し、
実家の面影をところどころに残しています。
「勇慕連の家」(街中の住まい・建て替え) 詳しくはこちら
以前の「向こう三軒両隣」の近隣との関係性を残したいというご意向があり、
ご家族の玄関とは別に、街に開く玄関と土間を設けています。