岡崎市の木の家工務店サン工房岡崎スタジオから 魅力ある間取りづくりの極意【つながりのある仕切りかた】~木の家設計作法-其の223~
広さには限りがあります。その限りある広さの中で、壁で部屋を仕切っていけばいくほど、
家は狭く感じてしまうと思います。かといって、仕切りたいという要望があっても、
何も仕切らずにひとつの空間にしておくわけにはいきません。
そんな時、なるべく狭く感じずに空間を仕切る方法として、
私たちは造り付けの格子で仕切ったり、格子の引戸を設置します。
「風趣・ゆらぎの家」(現代数寄屋の家・瓦屋根の家) 詳しくはこちら
特に格子の引戸は仕切りたいとき閉めたとしても、壁で仕切るのとは違い、
格子の合間から向こう側が少し垣間見れたりすることで、気配や空間の奥行きを感じることができます。
このようにつながりのある仕切りを上手に利用し、機能を満たしながらも、
つながりのある空間づくりの提案をしたいと思います。
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