岡崎市の木の家工務店から 圓通寺(円通寺)に行ってきました。~スタッフのひとりごと-其の18~
おはようございます。
昨日はお休みでしたので、久しぶりに映画を見に行ってきたのですが、なんとなく外は暖かいだろうと高をくくって肘が隠れるような半袖を着て外に出ましたが、案の定寒くて直ぐ上着を羽織りました。
日の光が当たるところはまだ温かいのですが、日陰に入ると途端に寒くなります。皆さんも外に出るときはお気をつけください。(笑)
先日イベントがあった為京都に行ってきたのですが、イベントだけで終わるのはもったいないと思い、京都のお寺に行ってきました。圓通寺(えんつうじ)というお寺で、円通寺とも書いたりします。
京都市左京区の岩倉というところにありまして、今、大河ドラマで放送されている「青天を衝け」にも登場している岩倉具視がおよそ5年もの間、幽棲されていた場所から割と近くにあるお寺です(ドラマ見てない方は余計わからなくなるかもしれません、すみません。。。)。
この場所は閑静な住宅街と山々に囲まれた静かな場所で、且つ景色の良い場所でもあります。
以前紹介させていただいた〝蓮華寺〟と同様に環境が似ております。そこまで観光客が多く訪れないので、なんというか気兼ねなく行くことが出来るお寺です。しかしながら、このお寺は借景がとても有名でこれも蓮華寺と同様、何故観光客が来ないのか不思議でならないお寺の1つです。
枯山水式の庭園で国の名勝に指定されているこのお寺ですが、特に借景で有名です。
上(↑)の写真の奥に見える山が比叡山になっており、当時の上皇である後水尾上皇が比叡山の眺望に優れた地を求めて場所に山荘を造ったと言われております。
手前から生け垣、林、比叡山ととても綺麗な三層になっており、借景を楽しむために距離の違う3つの場所をこのように綺麗な三層に配置する工夫や目の錯覚等も利用されて造られております。
また、お庭の外に見えます大きい木々と建物内の柱の大きさが目の錯覚によって合う場所があります。その場所を見つけてお庭をぼぉ~と眺めていると、建物内にいるのにあたかも外にいるようにな感覚になってくるといったおもしろさもあります。
借景のことやお庭のことについて詳しく知りたい方は、圓通寺に行くと毎回説明音声がスピーカーから流れてきますし、写真では表しきれないとても壮大なスケールのお庭ですので是非行ってみることをおすすめします!