岡崎市の木の家工務店から 危険な現場 ~スタッフのひとりごと-其の1~
はじめまして!
今年から新入社員としてサン工房岡崎スタジオに入社しました和出(わで)と申します。
今まで本社である浜松のサン工房で4ヶ月間、出向というかたちでお世話になっておりましたが、8月20日をもって本社勤務から岡崎勤務となりました。これからは岡崎で楽しくお仕事をしていきます!
これからはちょくちょく〝ひとりごと〟を載させていただきます。よろしくお願い致します!!!
さて、先週刈谷市の現場に伺ったとき大工さんが床に断熱材であるネオマフォーム(※通称ネオマ)を根太と根太の間に貼っていました。
根太(ねだ)というのは、住宅の床をはるときに必要な下地材のことです。この根太が無いと床合板を貼るための支えが無くなるため床が不安定な状態になってしまいます。
そしてその根太と根太の間に貼っている断熱材ですが、
このように根太と根太の間に隙間なくビッシリと入れていきます。しかしここで危険なことが一点あります。このようにビッシリと隙間なく断熱材を入れることによって足場ができたと思ってしまい、断熱材をちょっと踏むと、
おわかりいただけますでしょうか。少し踏んだだけで反ってしまい断熱材が今にも折れそうです。
現場で大工さんによく聞くのですが、根太がある状態から断熱材を入れると一見歩ける場所が増えたように見えてしまう。しかし断熱材自体にはそこまで強度がなく、そこを踏んで落ちてしまう方がいるらしいです。
私が現場に行ったときも意識して断熱材を踏まないように歩いていましたが、少し意識をそらすと何度も踏みそうになってしまいました。
なのでもし現場に行かれる方は、現場で足場ができてると思ってもそれが断熱材などの場合、十分に足下を意識して歩くことが大切なのではないかなと思います。
このようなかたちで、これからちょくちょくと〝ひとりごと〟を載させていただきます。
よろしくお願い致します!