岡崎市の木の家工務店から 【配筋検査】~スタッフのひとりごと-其の39~
こんにちは
昨日の朝、何気なく全国の天気予報を見ていて、まず札幌の最高気温がマイナス6℃というところに目が行き、
寒そうだな~と思っていました。
じゃあ東海地方はどうかと思い見てみると名古屋と岐阜市が8℃、静岡が12℃と今日は割と暖かな天気で過ごしやすいかな、
と嬉しく思っていたところ、
何気なく沖縄の方を見たらなんと18℃と出ていました!
普段、沖縄の天気予報はあまり見ないので私にとってはちょっとした衝撃でした。
確かに暖かい場所ではあると思っていましたがこの時期にそんなに高い気温なのは凄いですね。
とまあそんな朝を過ごしていましたが、今日は先日、愛知県豊明市で行われた配筋検査のお話をしたいと思います。
配筋検査とは鉄筋コンクリートが使われる基礎部分や、鉄筋コンクリート造の建物などを作るときに鉄筋が正しく配置されているかどうかコンクリートを入れる前に確認する検査のことを言います。そんな配筋検査を先日行ってきました。
豊明市の現場の配筋はこのようになっています(↓)。
ここで黒板(↑)をよく見てみると「D13」や「@200」などの文字が書かれているのですがわかりますでしょうか。
これは鉄筋のかたちや直径などを示しているものなどになっています。
例えば「D13」の〝D〟 これは異形鉄筋という、でこぼこした鉄筋のことを示しています。
上(↑)の写真が異形鉄筋になります。
でこぼこした鉄筋ということがわかると思います。
ちなみにこの鉄筋の名前デーコンというそうです。だからDなんですね。
ただ、でこぼこの〝D〟と思うと覚えやすいと思うので、私はそちらの方で覚えました。(笑)
次に「D13」の〝13〟についてです。
勘の鋭い方ならわかったでしょうか。
「D13」の〝D〟が異形鉄筋のことなので〝13〟というのは鉄筋の直径になります。
ただここで注意点があります!
〝13〟だと1.3センチと思われるかもしれませんが、正確には1.27センチになります。
これは元々、アメリカなどの国で扱っており、主要単位がインチだったことに関係しております。
そのため、インチをベースに考えられた単位になっており、それを後からセンチに直した物となっております。
だからこそ、センチに直すと正確には1.27センチという数字になっています。
最後に「@200」という数字ですが、これは鉄筋ピッチを表しています。
建築業界では基本単位がミリ(mm)になっています。例えば1mだったら1000mm、1m82cmだったら1820mmという風に。
そしてこの「@200」、〝@〟がピッチのことを表しており、〝200〟というのはピッチの長さになります。
そのため「@200」というのは200mmのピッチということになり、D13@200というのは約13mmの異形鉄筋で200mmピッチということになります!
他にもお伝えしたいことが山ほどありますが、今日はここら辺で失礼しようと思います。
今日も最後まで見ていただいてありがとうございました!