2022.01.24(月)

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岡崎市の木の家工務店から 【モザイクタイルミュージアム】~スタッフのひとりごと-其の37~

こんにちは!

昨日は愛知県の方では雨が降っておりとても寒い日になってしまいましたが、

今日は打って変わって暖かい天気となりました。

天気も爽やかに晴れていて気持ちの良い天気で気分も晴れやかな気持ちです。

 

そういえば去年、岐阜県の多治見市にある〝モザイクタイルミュージアム〟に行ってきました。

いつかブログでお話ししたいと思っていたので今回はモザイクタイルミュージアムのお話をさせていただきます。

正面の外観はこのようになっている(↑)モザイクタイルの博物館です。

設計者は藤森照信さんという建築史家であり建築家でもあるという異色の方で、このモザイクタイルミュージアムの他にも

ラ コリーナ近江八幡や秋野不矩美術館といった建物なども設計している方です。

手作業で作られたような暖かさのあるかたちを好まれる方で、今回見学したモザイクタイルミュージアムも無機質な建物では無く、

手作業でひとつひとつ丁寧に作られたようなそんな印象を受ける建物でした。

入口に入る手前のアプローチを降りてくとこのような(↑)間接照明がありました。

照明の光を直接見るのでは無く、

このように光を石材に当てて、間接的に光が広がるようにつくってあります。

そして、外壁に近づくとこんなような(↑)タイルがそこかしこに張られています。

かたちの違うタイルがひとまとまりになって色んな場所に張られておりかわいらしい印象を受けました。

室内に入って一番良いなと思ったのはこの(↑)防火戸です。

防火戸は普段開いており、災害時でも無い限り動かすことはありません。

このモザイクタイルミュージアムではその防火戸に直接左官材を塗って、壁と同種の素材を使い世界観を壊さずにしています。

防火戸だけでなく、従業員専用の扉(↑)や、

間接照明のカバーまで同じ素材を使って世界観を崩さないようにしています。

この小さな工夫がある姿とない姿を想像したとき、おそらく印象が全く違うものになってくると思います。

最上階に入ると外観とは打って変わってタイルばかりの空間になりました。

昔銭湯で使われていた洗面タイルやトイレタイルなどを直接持ってきて展示してあるような場所でした。

この博物館ではタイルが多々使われており、使い方もとても綺麗な物でした。

上(↑)の写真を見てもわかるように光が綺麗にタイルに当たったり、

カーブの場所も自然な感じてタイルをうまく張っていて職人さんの技術も凄いんだなと思いました。

今回のブログを書いてみて部分の説明ばかりであまり建物紹介が出来ませんでしたが、

皆さんもこの説明でもし興味を持って頂けたら行ってみて体感してくるのも面白いかもしれません!

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