岡崎市で木の家の戸建て住宅を検討されている方へ【縁側-3】~木の家設計作法‐其の90~
窓からの月は客観的に外の世界を見る感覚で、どこかよそよそしさを感じます。
逆に、庭から見る月は降り注ぐ月光を浴びる臨場感の強さの為、
冷静に月の鑑賞という感じでもなくなります。
「ほうじょうの家」(大人が住む家・猫と住む家) 詳しくはこちら
その点、縁側からの月の鑑賞はその中間の感覚で、月の臨場感も感じながら、
外のものという感覚で見れるということになります。
「季憶をつつむ家」(平屋・中庭のある家) 詳しくはこちら
つまり外でもあり、内でもあるという両義性が縁側の最大の特質です。
そのような両方の意味を持つ場所での感覚をしっかりと感じていただけるような、
縁側をできれば提案したいと思います。